トルソー症候群〜TVドラマ版白い巨塔

乳がんdiary

なんの気なしに見ていたTVドラマから、
じぶんのがんとのかかわりにつなげてしまうのは
がんサバイバーのかなしい性でしょうか?

ちょっと気になる症状もあるので、
おさらいしてみました。

白い巨塔とは

『白い巨塔』(しろいきょとう)は、山崎豊子の長編小説。
医局制度の問題点や医学界の腐敗を鋭く追及した社会派小説で
山崎豊子作品の中でも特に傑作と名高く、
1966年の映画化以来、何度も映像化されました。


田宮二郎、村上弘明、唐沢寿明、キム・ミョンミン、
岡田准一などが主役を演じてきました。

テレビ朝日開局60周年記念 5夜連続ドラマスペシャル」として、
テレビ朝日系列にて2019年5月22日(水曜日)から26日(日曜日)の
5夜連続で各日とも21時から開局60周年記念として
放送されたスペシャルドラマです。


大学病院の教授争い、医療裁判、患者との関わり方、がん治療の問題、
などが交錯した社会派ドラマです。

現代版らしく、
「腹腔鏡のスペシャリスト」、
血管内リンパ腫、
スマホ、
膵臓癌ステージⅣaかステージⅣbと告知、
膵臓癌を起因とする出血性脳梗塞が死因、
など原作とはかなり相違があったそうです。

その膵臓癌起因の出血性脳梗塞についてが
話題になっていたので、さらに調べてみました。

トルソー症候群

トルソー症候群は
「悪性腫瘍に合併する凝固能亢進状態とそれに伴う血栓性静脈炎」
と定義されています。

脳梗塞の発症を機に初めて悪性腫瘍が発見されることも
少なくないそうです。

原因となる悪性腫瘍は、
白血病を除くと、肺癌、膵癌、胃癌、卵巣癌などの腺癌
圧倒的に多いそうです。

脳梗塞といっても、
急性発症で意識不明 というような典型的なものではなく、
小さい血栓がそこら中に点在する、
多発性塞栓症を呈する事が多く、
財前のように、手が動きにくい
などの症状が起こるそうです。

治療は出血がコントロールされていれば
ヘパリン静注などによる抗凝固療法がありますが、
腫瘍が原因であるため、根治などは難しく、
発症した場合はそれ以上の増悪を防ぐというのが一般的です。

【特集記事】がん患者の脳梗塞の4分の1を占めるトルソー症候群 | 再発転移がん治療情報
今回のドクターインタビューでは、がんに伴う血液凝固能亢進によって発生する脳梗塞はトルソー症候群について、千葉県がんセンター脳神経外科医長、長谷川 祐三 先生 にお話を伺いました。

巣がんや乳がんなど、女性がかかりやすいがんに比較的多いといわれます。
乳がんも罹りやすかったのですね。
たいへんお勉強になりました。

 

白い巨塔:財前が罹患した「膵癌」、「トルソー症候群」とは

腫瘍随伴症候群とは?

調べていくうちに腫瘍随伴症候群というものも
よく出てくるので調べてみました。

腫瘍随伴症候群では
壊滅的な形での疾患群である腫瘍随伴性神経疾患 (PNDなど)があります。

これらの腫瘍随伴性障害は、
中枢または末梢神経系に影響を与えます。

いくつかは、変性を起こし、その状態の治療または
腫瘍を改善することができるばあいがあるそうです。

腫瘍随伴性神経疾患の症状には
運動失調 (歩行とバランスの難しさ)、
めまい 、 眼振 (急速な制御されていない眼球運動)、
嚥下困難、筋緊張喪失 、運動協調障害 、ろれつが回らないこと、
記憶喪失、視覚障害、睡眠を障害、 認知症 、 発作 、
四肢の感覚喪失などもふうまれます。

腫瘍随伴性神経障害に関連する最も一般的な癌は、
乳癌 、 卵巣癌および肺癌ですが、
その他の癌も同様に腫瘍随伴症状を
引き起こすことができるとされているそうす。

 

腫瘍随伴症候群 - Wikipedia

予断の許さない現状

一連の過酷?な治療が済んで再発しなければ
「はい完治です」というわけにもいかず
生涯「私はがんだから」という、
いつ再発、転移してもおかしくないモヤモヤした状態を
抱え込まなければならず
ちょっと憂鬱です。

その上、脳梗塞、脳卒中など血栓のできやすい状態にも
気を配らなければならないとは!

最近のめまいや物忘れも腫瘍随伴性神経疾患?

このあいだの、フォローアップ検診時に相談したところ

『熱中症じゃない?』

とのご推察でございました。
麦茶をしっかり飲んで水分とミネラルを補給中です。