骨転移治療前、歯科治療へ

dental clinic 乳がん多発転移

乳がんの転移で約30%の人に発症するといわれ、
もっとも多いものが骨転移だそうです。

自覚症状もない場合が多く、
定期健診などで発見されることが多いそうです。

私は腰痛があって、
転移するなら腰だろうなと思い込んでいました。
数年前に骨シンチを撮ってもらって高額だったため
まず、整形外科で見ていただいて
以上が認められたら骨シンチを撮ってもらう事にしました。

今回は、肺転移が急激にあらわれてしまったため
まずは、肺の症状の緩和と全身の治療
取り掛かった後の休薬期間に
骨シンチをとりました。

案の定(たぶん)、
肺転移より前にすでに骨転移していたようでした。

乳がん骨転移の自覚症状

骨盤まわりの違和感(2〜3年前から)、
腰痛、肋骨痛、肩の痛み(ホルモン治療の副作用かも?)

吐き気や食欲不振も、高カルシウム血症かもしれません
(ホルモン治療の副作用の更年期症状かもしれないと
医師からはいわれていますが。。。)

特に脊椎の骨折は神経麻痺→歩けなくなる
というリスクもあるので要注意です!

乳がん骨転移の治療

2クール目に入っている、
進行性乳がんの全身治療のイブランス+フェソロデックスに加えて
骨折予防や、痛みの緩和のための骨に対する治療が行われます。

ゾメタ

以前は骨転移といえばゾレドロン酸(商品名 ゾメタ)だったようです。
がんが骨に転移したことによる、
または多発性骨髄腫によって起こる骨の痛みを減らしたり、
骨折を予防したりします。
通常、多発性骨髄腫および固形がん骨転移による
骨病変の治療に用いられます。

ランマーク

ランマークは、古い骨を溶かす破骨細胞の増殖に必要な
RANKLとだけ結合する抗体で、
RANKLと破骨細胞が結合するのを妨げ、
この悪循環を断ち切ります。
このようにして破骨細胞の働きを抑え、
骨が弱くなるのを抑制するそうです。

月に一度皮下注射するそうです。

ランマーク治療中は、
定期的に血中のカルシウムを調べることが大切で、
値が下がっていれば、カルシウム剤やビタミンDで対処します。

乳がん骨転移の治療の副作用

顎骨壊死

ビスフォスフォネート系製剤(以下BP製剤)は、
骨粗しょう症やがんの骨転移などに対し非常に有効ですが、
BP製剤使用経験のある方が抜歯などの
顎骨に刺激が加わる治療を受けると
顎骨壊死が発生する場合があることが
分かってきました。

海外での報告では、
がん患者さんの骨病変に用いられる
新たな治療薬としてヒト型抗体製剤である
デノスマブが2012年に承認されましたが、
BP製剤と同頻度で顎骨壊死が起こるとの報告があり、
併せて注意が必要です。

抜歯を行った場合、
悪性腫瘍に対して使用されたBP製剤の注射を
受けている患者さんにおいて100人中6~9人の方に
顎骨壊死が生じたと報告されています。

顎骨が壊死すると、
歯肉腫脹・疼痛・排膿・歯の動揺・顎骨の露出などが生じますから
定期的な経過観察と口腔清掃の徹底が重要です。

  • 「歯ぐきやあごが腫れてきた、痛い」
  • 「下くちびるがしびれた感じがする」
  • 「歯ぐきに白色あるいは灰色の硬いものが出てきた」
  • 「抜歯後の治りが良くない」
  • 「歯がぐらついてきて、自然に抜けた」

低カルシウム血症

低カルシウム血症は、
治療中、破骨細胞の働きが抑えられることによって、
骨からカルシウムが血中に溶け出しにくくなることで、
起こりやすくなります。

  • 手足のふるえ
  • 筋肉の脱力感
  • けいれん
  • しびれ (唇のまわり・手、指など)
  • 不整脈