せっかくの浴衣なのに〜浴衣困った10のお悩み解決法

浴衣困ったお役立ち帖 浴衣

楽しいはずの浴衣の花火大会も
時間が経つにつれて、胸元がひらいてきたり、
裾がスカートみたいに広がってきたりの浴衣崩壊⁈

また、花火大会の会場は駅から遠かったり、
車で行っても駐車場から離れていたりで、
意外と歩く距離があって
しかも慣れない下駄で足が痛くなったりで台無し。

でも、ちょっとした智慧があれば乗り切れます。
知っておくと便利なお役立ち方法を
こっそりお伝えいたします。

着崩れた!

浴衣お悩みナンバー1は着崩れ!

着崩れてしまったときに自分で
直すことができなくて本当に困りました

着崩れてくるけれど、直す場所がない

引っ張る場所を確認すべし!

後ろの帯の下のヒラヒラ(お端折り後ろ)を引っ張ってみてください。
着付けの時に、着付け師さんに聞いてみるといいですね。
私が着付けると気は必ず『ここを引っ張って』と
老婆心でお伝えしました。

結婚式や成人式の振袖と違って、
浴衣は気軽に野外で活動しますから絶対着崩れますので!

闇にまぎれるべし!

船内やシティホテルの室内からの見物などをのぞいては
花火大会は野外で行われます。

しかも、夜、闇です。
ここを味方につけましょう。

闇夜に紛れて、さっさと引っ張る
(ポイントは着付けをしてくださるお母様や、
ショップの着付け師さん、できれば着付け教室の先生など
ベテランさんに甘えてうるさいほどに、確認しておくこと)

きもの〇●〇を味方につけるべし!

通常は鬱陶しいきもの警備員もこんな時には味方につけるべし!

たぶん『きもの警備員』と称される方々も
ご自分の御好意がまさか
『kimono_keibiin(きもの警備員)』として、
嫌われているとは夢にも思っておりません。
良かれと思ってのご指摘、アドバイスだと思われます。
またはジェネレーションギャップとか、
余計なお節介とか。。。なんとか?

この、御好意をさらに進化していただいて、
いざという時のきものヘルパーとして
ご活躍いただくのでのもありでしょう!

頼られると、無碍にできないものですから、
ていねいに、貫禄のあるベテランの方に頭をさげてみるのも
有効な対処法です。

直していただけたら、
すがすがしくお礼を申し上げるのは世の習いです。

『きもの警備員さん』たちは常識が大好きですから。。。。。。
どうぞ、お忘れなく。

暑い!

炎天下のほとぼりの冷めない夕方の外出の熱中症対策に、
ジェルシートなどを帯にはさみましょう!

 

次いで、脇は冷やすといいと思います。

真夏のライブハウスに夏きもので実際に行って得た智慧は
これです↓


意外と即効性も高く、効きましたので
ぜひお試しくださいませ。

お弁当用のシートでもOKですが、
衣類と食事の物は何となく分けたいですよね。

下駄が痛い!

文化の違いか、草履、下駄、足袋のような
足の指に引っ掛けるタイプの履物とは無縁です。
ビーチサンダルもこのタイプですが…

そこで、痛くならない!

 

どうぞお試しくださいませ。
セットもあるようですね。

 

 

帯から下がスカートみたいに広がってしまう!

根本的な着付けの問題です。
結婚式や成人式の振袖と違って、
お出かけ着、ましてや花火大会の会場まではほぼ徒歩ですから、
動きが半端無いです。

ぜひ、踊りを踊る人に着付けていただきましょう。
踊りは優雅に見えて、実はスポーツです。

踊りの先生や舞踊の経験者がいない場合には、
徹底的にやや歩きにくいくらいに
裾端を上げて着付けていただきましょう。

スカートはの字に広がるイメージとしたら、
浴衣はVの字に絞るように裾の端を上げ気味にして
体に巻きつけるようにしていただきましょう。

それでもヒラヒラとスカート化しましたら、
最終的にはご自分で腰ひもと帯に挟まっている部分へ
左下、右下の順番にグイグイと腰ひもと帯の下に
引き上げ入れ込めましょう。基本形はVの字です!

 

えりがガバガバでだらしない!

えりにはこれが効きます、コーリンベルト!

代用品もございますが、一本あると重宝します
(成人式のセットには必ず入っています。
持っているかどうかご確認くださいませ)

後ろのおはしょりを引っ張る、
身八つ口から手を入れて、
えりを引き締めるなどもじぶんでできる
えりの引き締め法です。

具体的には着付けの時に
確認して自分でも必ずひっぱってみてください。

長いおはしょりの始末がわからない!

おはしょりが長いと思ったら、
腰紐の位置をやや上め、
おへその近くウエストあたりで結びましょう。

おはしょりは着丈の折り返しの部分、
腰紐が高ければ、折り返しも短くなりますね。

そして、おはしょり後ろ部分も整えます。
身八つ口から両手を後ろに入れて、
中央から脇にかけ、指先を使って腰に添わせます。

後ろがすんだら、前のおはしょりです。
右手を身八つ口から出して、
前の上前の中に入れます。

左手は下前の中に入れて、
中央から脇にかけて両手の小指側を下線に沿わせてます。
そうすることでおはしょりの上前と下前がキレイになります。

おはしょりの長さは帯の下から人差し指一本が基本です。
それ以上長くても短くてもバランスが悪いのですが、
これは個人差があります。
身長が高い場合にはやや長め、身長が低い場合には短めでもOK。
全体のバランスを見て調整しましょう。

おはしょりを前と後ろを整え、
それでも長い場合は、
腰の上のおはしょりの全体を上へずらし
胸下の紐に絡げましょう。

前のおはしょりも後ろのおはしょりにの長さに合わせて、
全体をずらして持ち上げます。
重要なのは衽線(おくみせん)をつなげることですが、
衽線はつながっていないと、キレイに見えません。

そして伊達締めをしめます。
伊達締めがない時は、
腰紐をもう一本使いましょう。

浴衣のおはしょりが美しくないと、
せっかくの浴衣美人も残念になってしまいます。

おはしょりの調整ができるようになると、
つながっている腰ひもや、えりの流れも見えてきますから、
えりの乱れや、裾の広がりにも対応できるようになります。
きちんと確認して、コントロールできるようにしましょう。

帯でお腹が苦しい!

無理して皆に合わせて背伸びして硬い帯で我慢するよりは
楽でかわいい(少し子供っぽいでしょうか)兵児帯にして
みてもいいかもしれません。
それがあなたの個性となりますから。

猛暑に無理は禁物です!

 本麻や正絹なら素材感も涼やかですね。

座りにくいし、くつろげない!

浴衣は裾すぼまりで着付けますから、
どうしても座りにくいかもしれません。
そして、着崩れしないように割とキツめに
締め上げているかもしれません
(思いやりと思ってくださいね)から、
くつろぎとは縁遠いのかもしれません。

これも、今日だけの事と我慢しましょう。
明日には、いつもの普段着でゆっくりと座ってくつろげます。

それでも花火大会などの
マスギャザリングイベントへ突入する前ですから、
どうしてもゆったりしたい時には
小休止のために、花火会場近くの
カフェや隠れ家的なレストランを予約して
お気に入りのくつろぎスポットを
準備しておくのもオススメです。

マスギャザリング(mass gathering)とは,日本集団災害医学会では「一定期間,限定された地域において,同一目的で集合した多人数の集団」と定義されている。 … マスギャザリングイベントに医療支援を展開することにより,救急患者への適切な早期治療の開始や,近隣医療機関の負担軽減にもつながることが期待される。
参照:https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=4589

突然の雨!

まずは、天気予報をきちんと確認しておきましょう。

にわか雨、雷雨、豪雨など雨の可能性があれば
花火大会も順延、中止などの
情報も出ているかもしれません。

台風直撃で中止になったり、
降雨確率80%でも順延せずに花火が決行されたりと
曖昧なものなので致し方ありません。

下駄をビーチサンダルに変えたり、
レインコートを準備したりする必要もありません。

雨が降ったらぬれるのは仕方ありません。
日傘兼用の傘か、折りたたみの傘、
そしてぬれた浴衣や足をふく
タオルはご用意しておきましょう。
草履は絶対にNGです。

着おわってからのお手入れがわからない!

まずハンガーへ

浴衣と帯はハンガーにかけて乾燥させましょう。
乾いたら、きちんとたたんでしまいます。
浴衣はシワになりやすいので、
たたみかたにも注意が必要です。

シミや汚れが目立つ場合には部分洗いをしてみましょう。
大抵の浴衣は木綿なので汚れによっては落ちる場合もあります。
地色の濃い浴衣の場合にはぬれると色落ちするものもありますから
十分気をつけましょう。

油性の汚れ、水性の汚れ、土埃などにより
染み抜き用の薬品も市販されています。

 

えり、すそには

えりにはファンデーションや皮脂汚れがつきやすいです。
えり汚れはベンジンやリグロインです。

すそは土ぼこりや、砂汚れが付着します。
払って落ちるものと、雨に降られてしまったらシミになってしまう場合があります。
もし落ちない場合には、何の汚れかをよく確認して、
早めにクリーニングに出しましょう。

下着はクリーニング

普通に洗濯機で洗いましょう。

シーズンオフには

クリーニングに出しましょう。

 

2019年、素敵な夏をお過ごしくださいませ。